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2002年、小泉総理(当時)のシンガポール演説から始まった日比の経済連携協定締結の動きは協定が平成18年9月9日に両国首脳によって署名され、同年12月6日に日本の国会で承認されました。
看護士不足に悩む医療機関はもとより、「興行ビザの次」として医療関係者以外からも期待を集めていた協定ですが、受け入れ予定人数の少なさなどから次第に関心が薄れていきました。
最近私の元に「資金は確保できるので、受け入れ機関や研修施設などを設立したい」との問い合わせをいただきましたので、改めて調べてみました。
結論として現時点では、次の2点の理由で、受け入れについて民間の個人や団体が係わりを持つ事はできないようです。
1)協定がフィリピン国会においては未だに批准されていない。
これについては協定に廃棄物の輸入関税を撤廃するとの内容が含まれているため、フィリピンが 産業廃棄物などの「ゴミ捨て場」にされてしまうなどの懸念から反対意見が多く、未だにアロヨ大 統領が国会に批准の提案が出来ない状況で批准の見通しが立っていないようです。
2)厚生労働省の指針(案)では、国際厚生事業団(JICWELS)を受け入れの唯一のあっせん機関とし ている。
これは、受け入れたフィリピン人の資格取得や労働環境確立を確実に行うということのためと思 われます。
結局、今後まずフィリピンの国会で協定が批准されること。
そして、実際に受け入れが行われ、実績を積む中で国内やフィリピンでの評価が高まり受け入れ 枠が大幅に増大すること。
更に受け入れ枠の増加に伴い上記機関だけを唯一のあっせん機関とすることに無理が生じてくる こと。
などの条件が整うことによってのみ民間への開放が為されるのではないかと推測します。
いずれにしても、アロヨ政権の脆弱さも相まってまだまだ先の話ではないかと思いますが、私と してはフィリピン人が日本において健全な仕事を確保することができるのは大変好ましいと思って いますが、前述したように医療関係以外からの期待があるなど、フィリピン特有の動き?もある中 で、変な誤解を受けたり不法入国の手段にされたりしないようにするにはしっかりとした受け入れ 体制が必要であり、慎重にならざるを得ないのは当然だと思います。
ではでは。
- 2008/02/27(水) 22:05:44|
- 国際結婚とビザのお話し
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衆院議員の鈴木宗男被告に東京高裁が実刑判決を出しましたね。
実は彼が刑事被告人であるということを私はすっかり忘れていました。
なんとなれば、彼は頻繁にテレビに出演していいたからです。
つい先日も家族の反対を押し切り東京マラソンを結構早いタイムで完走し
たことが放映されていました。
娘さんとの関係など、良き父ぶりをあれだけ見せられると、
とても受託収賄やあっせん収賄などの刑法犯として裁か
れていることなど、すっかり忘れさせてくれました。
政治家としてあってはならない破廉恥な罪を疑われいて、
しかも、2審判決では酌量の余地なく悪質と断じられている
のですから。
判決が確定していないとはいえ、そういう立場の人間をほの
ぼのネタでテレビに出すということは許されるんでしょうか?。
さて、先ほど遠方の依頼者から電話があり、今日在留特別許可
によるビザの発給を受けたとの報告がありました。
特殊な事例なのでまた事例報告したいと思いますが、法の教条的
解釈ではないかなあと思わせる事例で、時間と手間のかかった案件
だったので、とりあえずホッとしました。
ではでは。
- 2008/02/26(火) 15:19:39|
- 国際結婚とビザのお話し
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昨日は立秋でしたね。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」
立秋までに梅雨が明けないと梅雨明け宣言が出来ないんだそうですが
今年は滑り込みセーフだったわけです。
今日は猛暑の中、現場を2箇所回ったらすっかりヘロヘロになって
しまいました。
夜中になって小腹が空いたのでコンビニを徘徊したら「肉まんはじめ
ました」のポスターが貼ってあったのですが、既に売り切れ・・・
でも、無いと欲しくなるのが人の常で、結局3箇所のコンビニを回っ
てしまいました(笑)
明日も暑くなりそうです。
ではでは
- 2007/08/10(金) 03:20:45|
- へろへろ日記
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今日も暑い一日、ご苦労様でした。
二十歳そこそこの娘二人をフィリピンに残して日本人と結婚
したお母さんの話です。
日本人と結婚して早5年。子宝にも恵まれ、共働きで一生懸
命生計を立ててきました。
しかし、日本の生活が落ち着いても母国に残した娘のことは
常に気がかりでした。
短期滞在(親族訪問)ビザで何度か来日しているものの、長期
のビザは申請していませんでした。
とかくビザについては様々な噂や不正確な情報が飛び交うもの
ですが、ご多分に漏れず「養子にすればビザがもらえる」とい
う噂を信じたお母さんはお父さんの尻を叩き裁判所に通ってや
っとのことで二人の子どもをお父さんの養子にしました。
ところが6歳未満の特別養子ならいざ知らず普通養子には在留
資格が与えられません。
そこで私に相談されたわけです。
私は養子縁組などで時間を無駄にしてきたので可能性は低いと
いうことを説明したうえで、19歳の下の娘の「定住者」の在
留資格認定にチャレンジしてみました。
「日本人の配偶者等の在留資格をもって在留するものの扶養を
受けて生活するこれらの者の未成年で未婚の実子・・」という
のがこの場合該当するケースです。
*日本人の配偶者等の在留資格をもって在留する・・・OK!
*・・・者の扶養を受けて生活する・・・仕送りで生活している
から多分OK!
*未成年・・・19歳だからOK!?・・フィリピンは18歳で
成人なんだけど・・まっいっか(笑)
*実子・・・OK!
しかし、結果として入国管理局からの返事はNO!でした。
まあ、未成年とはいっても、18歳や19歳なら自分で働くこと
も充分可能なのだから、扶養を受けるというのも弱いというのが
理由だと思うのですが、わざわざ東京まで理由を聞きに行くこと
はお母さんの経済事情が許さないのでやめました。
お母さんの泣き顔を見ていると、私も何とかしてあげたいという
気持ちがだんだん強くなってきましたし、私としても一見困難な
ビザ取得では今のところ全勝してきただけにこの不交付は多少な
りともショックなのでした。
かといって、いわゆる「連れ子の呼び寄せ」ができる条件は既に
無くなっています。
そこで入管法を端から端までもう一度見渡し、ある方策を見つけ
ました。
それは・・・・つづく
- 2007/08/08(水) 22:46:00|
- 国際結婚とビザのお話し
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雪の話のあと、いきなり夏の話で恐縮です。
多忙を理由にブログをサボっていたらこの始末です。
今年は梅雨明けが遅く、当初の予報が外れて冷夏になるといわれましたが、
最新の予報では普通の夏になるらしいです(苦笑)。
ま、私としてはスイカが美味しく食べられる普通の夏になってくれれば
文句はありません。
さて、仕事ですが・・・・
最近は在日のフィリピン人の諸問題解決の依頼が多く、それも単にビザの
延長とか永住に限らず、子どもの問題、離婚、超過滞在と多岐にわたり、
その解決には複雑怪奇な手順を踏まなければならないのでホトホト疲れて
います。
もつれた糸を解きほぐすように解決への手順を考えていると、いったい
何のためにこんなことをしているのかと思うときもあります。
ただ、解決したり道筋が見つかったときの依頼者の笑顔だけが救いです。
願わくば、依頼者やその関係者がもう少し真剣に立ち向かっていただけれ
ば良いのですが・・・(苦笑)
では、おやすみなさい。
- 2007/08/07(火) 23:56:08|
- へろへろ日記
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長野市は先週積もった雪も、少しずつ消えています。
最近、外国人と結婚したのに日本へ呼び寄せないというお客さんが
チラホラといて、「何でだろう?」と思います。
結婚するお客さんのほとんどがフィリピン人タレントとお店で恋仲
になって結婚するというパターンですが、お店に通い詰め、他のラ
イバル(?)を蹴落として結婚に漕ぎ着けたのに、フィリピンで結
婚して帰国すると、なかなか日本での手続きや奥さんを呼び寄せる
為の手続きを進めようとしないのです。
恋愛〜結婚の過程で疲れ果ててしまったのかなあ?(笑)
ま、当事者の問題だから私が介入する事は無いんですが、困った問題
も生じます。
疲れ果てている、あるいは気が変わった日本人男性はいいのですが、
奥さんのほうは一日も早く日本に来て同居したいのです。
しかし、待てど暮らせど「日本においで〜」という声がかからない。
そこで、毎日毎日旦那さんを責め立てるものだから旦那さんも困って
「行政書士の早川さんにお願いしてあるから」と言い訳をされるので
す。
しばらくはそれで奥さんからの攻撃を凌げるのですが、さすがに3ヶ月
もたつとおかしいと思い始め、ついにはその行政書士に「どうなって
んの?」と直訴に及ぶわけです。
私も行政書士として一応センセイなどと呼ばれる身分ではあっても魔法
使いではないのであって、旦那さんが市役所に婚姻の報告をしてくれな
ければ仕事のすすめようがありません。
私の実際のお客さんは在留資格認定書が欲しい奥さんなのですが、報酬
を払うのは旦那さんだし、近くに居るわけですからあまり奥さんを刺激
するような返答をするわけにも行かず、本当に困ります。
結婚はゴールじゃなくてスタートだといいますが、どうか早くスタート
ラインに並んでください。心からお願いします(苦笑)。
- 2007/01/12(金) 19:50:18|
- 国際結婚とビザのお話し
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